エコ志向の方には自然塗料がオススメ

外壁塗装に使われる塗料に求められることは、おもに「美観性」や「建物の耐久性」ですね。

そのため、意匠性の高い外壁を作り出すさまざまな色や、雨や紫外線から建物を守る高機能な塗膜を形成する塗料が開発されています。

しかし、近年、エコ志向が高まっていることもあり、より自然に近い塗料にも注目が集まっています。

とくに、木材を使用した建物の風合いを守る自然塗料は、一般家屋の塗装にもよく使われています。

◎自然塗料とは?

自然塗料とは、植物オイルや天然樹脂などの自然素材を使用して作られた塗料のことです。

従来の溶剤を使った塗料と比較すると、人体への影響の少なさや、自然由来独特の優しさを求める人たちにとても人気です。

また、自然志向の高いドイツではとても一般的な塗料として使用されており、現在日本で使用されている自然塗料の多くがドイツ産です。

◎自然塗料の種類自然塗料には、大きく分けて3種類あります。

<オイル系>ひまわり油や亜麻仁油、大豆油などの自然油脂を主原料とした塗料で、塗装すると木材の奥深くまで浸透していくことで外壁を守る仕組みとなっています。

合成樹脂塗料のように塗膜を形成しないため、木材本来の風合いをそのまま残すことができます。

<ワニス系>樹木や昆虫などから採取することができる天然樹脂を主原料とした塗料。

合成樹脂塗料ほどではありませんが、塗膜を形成することでオイル系やワックス系よりも高い耐久性・耐水性を発揮します。

しかし、塗装後はニスを塗ったような見た目になるため、木材本来の風合いは失われてしまいます。

<ワックス系>蜜蝋やキャンデリラワックスなどの蝋を主原料とする塗料で、オイル系同様木材に浸透していくため木材の風合いを損なうことがありません。

また、ワックスが塗装面に残ることで、木材を外部の影響から守る働きもあります。

ただし、頻繁にメンテナンスを必要とするのが難点。

◎自然塗料の優れている点原料調達や製造・塗装家庭のあらゆる段階において、消費エネルギー量が少なく済むため、環境に非常に優しい塗料と言えます。

また、原料が天然成分であるため、室内の床や家具、玩具にも安心して使用することができます。

◎自然塗料の懸念点自然原料であることで「人体へ無害である」とイメージしてしまいがちですが、影響が優しいだけであり、まったく無害であるわけではありません。

塗装してから硬化するまでに微量のホルムアルデヒドが発生する場合もあります。

また、人によってはアレルギー反応を起こしてしまう可能性も懸念されています。

◎自然塗料はどんな建物に効果的?

木材の風合いを最大限に残したい寺院や歴史建造物、ロッジや純和風住宅に向いています。

また、自然塗料の安全性の高さから、お子さまやペットのいる家庭にもおすすめです。

環境にも人にも優しい自然塗料。

現在の課題であるエコ対策を、あなたの家から始めてみませんか?

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